DDSマトリックスエキスの正しい使い方完全ガイド|効果を最大化する塗布方法と成分解説
幹細胞美容液として注目を集めるDDSマトリックスエキスを購入したものの、「どのタイミングで使えばいいのか」「他の化粧品と組み合わせていいのか」「適量ってどのくらい?」と迷っている方は少なくありません。高機能美容液だからこそ、正しい使い方を知らなければ、せっかくの有効成分を活かしきれない可能性があります。
実際、美容カウンセリングの現場では、「使い方がわからず冷蔵庫に眠っている」「なんとなく使っているけど効果を実感できない」といった声を数多く耳にします。マトリックスエキスは5種類の成長因子と間葉系幹細胞培養液を配合した高濃度美容液であり、使用方法次第で肌への浸透度や効果の実感が大きく変わってくるのです。
この記事では、DDSマトリックスエキスの基本的な使い方から、ライン使いでのスペシャルケア、手持ちの化粧品との組み合わせ方、さらには配合成分の詳細まで、美容業界で実際に製品を扱ってきた経験をもとに、どこよりも詳しく解説していきます。
DDSマトリックスエキスとは何か
まず、マトリックスエキスがどのような美容液なのかを正確に理解しておく必要があります。DDSとは「DDS Doctor’s Cosmetics」の略で、医師監修のもと開発されたドクターズコスメラインです。その中でもマトリックスエキスは、エイジングケアの核となる美容液として位置づけられています。
最大の特徴は、5種類の成長因子を同時配合している点です。具体的には、EGF(上皮成長因子)、FGF(線維芽細胞成長因子)、KGF(角化細胞成長因子)、TGF(トランスフォーミング成長因子)、IGF(インスリン様成長因子)が含まれています。これらはそれぞれ異なる働きを持ち、肌の表皮から真皮層まで多角的にアプローチする設計になっています。
さらに、間葉系幹細胞培養液も配合されています。幹細胞培養液とは、ヒトの幹細胞を培養する過程で分泌される成分を集めたもので、数百種類のサイトカイン(細胞間の情報伝達物質)や成長因子を含んでいます。したがって、単一成分ではなく、複合的に肌の再生力を高める働きが期待できるのです。
容量は5mLと少なめに感じるかもしれませんが、これは高濃度美容液であるため、1回の使用量が少量で済むことを考慮した設計です。スポイト式の遮光性青色ガラスボトルに入っており、光や空気による成分の劣化を防ぐ配慮がなされています。
マトリックスエキスが解決する肌悩み
ここで、この美容液がどのような肌悩みにアプローチするのかを整理しておきましょう。公式情報では、以下のような悩みを持つ方におすすめされています。
まず、ほうれい線や目元のちりめんジワといった表情ジワの悩みです。加齢とともに肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚が薄くなり、表情の動きによってシワが刻まれやすくなります。成長因子は線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン生成を促すことで、こうしたシワの改善をサポートします。
次に、肌のハリ不足です。「昔より顔が幸薄見えてきた」「頬が下がってきた気がする」といった悩みは、肌の土台となる真皮層の衰えが原因です。FGFやTGFは真皮層に働きかけ、肌の内側からハリを生み出す構造を整える役割を担います。
また、シミや美白ケアにも対応しています。配合成分にはコウジ酸やアスコルビン酸(ビタミンC)といった美白成分が含まれており、メラニンの生成を抑制しながら、ターンオーバーを正常化することで、既存のシミにもアプローチします。
さらに、ファンデーションが粉っぽくつく、化粧ノリが悪いといった悩みも、肌の水分保持力低下が原因です。ヒアルロン酸Naや水溶性コラーゲン、水溶性エラスチンといった保湿成分が、肌の潤いを内側から支えます。
つまり、マトリックスエキスは単一の悩みに特化した美容液ではなく、エイジングサインが複合的に現れ始めた肌に対して、多角的にケアする設計になっているのです。
基本の使い方:シンプルステップ編
それでは、最もシンプルで続けやすい基本の使い方から解説していきます。この方法は、マトリックスエキスを初めて使う方や、できるだけシンプルなケアを好む方に適しています。
まず、朝晩の洗顔を丁寧に行います。洗顔が不十分で皮脂や汚れが残っていると、美容液の浸透が妨げられるため、この工程は手を抜かないことが重要です。ただし、過度な洗顔は逆に肌のバリア機能を損なうため、優しく洗うことを心がけましょう。
洗顔後、タオルで水分を軽く押さえるように拭き取ります。ゴシゴシこするのではなく、肌に優しく触れる程度で十分です。この時点で肌が完全に乾ききる前、つまりまだ少ししっとりしている状態がベストタイミングです。
次に、マトリックスエキスをスポイトで手のひらに取ります。適量は個人差がありますが、公式の目安としては「全体的に肌が潤い、しっとりとなるくらいの量」とされています。一般的には、スポイト1回分(1プッシュ程度)を目安にするとよいでしょう。少ないと感じたら、追加で半プッシュ程度足していく方法がおすすめです。
手のひらに取った美容液を、両手で軽く温めます。体温で温めることで、肌への浸透がスムーズになります。その後、顔全体に優しくプレスするように馴染ませていきます。この際、擦るのではなく、手のひら全体で顔を包み込むようにして、じんわりと浸透させるイメージで行うのがコツです。
特に乾燥が気になる部分や、シワが気になる部分には重ね付けをします。目元や口元、ほうれい線の部分は皮膚が薄く乾燥しやすいため、最初に全体に塗布した後、もう一度少量を重ねると効果的です。
美容液が肌に馴染んだら、いつも使っている化粧水や乳液、クリームでケアを続けます。公式情報では「普段お使いの美容液などと分けずにお使いいただいて構いません」とされているため、既存のスキンケアに組み込みやすい設計になっています。
朝のケアでは、この後に日焼け止めを必ず塗布してください。成長因子やビタミンC誘導体などの美白成分は、紫外線の影響を受けやすいため、日中の紫外線対策は必須です。
手持ちの化粧品と組み合わせる使い方
すでに愛用している化粧品がある方は、マトリックスエキスをそれらと組み合わせて使うこともできます。この方法は、新しいライン全てを揃える必要がなく、経済的にも取り入れやすいメリットがあります。
まず、クレンジングと洗顔は普段通りに行います。メイクや皮脂汚れをしっかり落とすことが、美容液の効果を引き出す第一歩です。洗顔後、軽くタオルドライしたら、ここからがポイントです。
手持ちの化粧水を手のひらに適量取り、そこにマトリックスエキスを1〜2滴混ぜます。化粧水の量に対して約10%程度のエキスを混ぜるイメージです。よく混ぜ合わせてから、顔全体に塗布していきます。
この方法のメリットは、化粧水と美容液を同時に浸透させることで、相乗効果が期待できる点です。化粧水の水分が導入剤のような役割を果たし、マトリックスエキスの有効成分をより深く届けやすくなります。また、化粧水と混ぜることで伸びがよくなり、顔全体に均一に行き渡らせやすくなります。
その後は、普段のお手入れ通りに美容液(別のもの)、乳液、クリームと続けていきます。ただし、あまりに多くの美容液を重ねすぎると、肌への負担になったり、それぞれの効果が相殺されたりする可能性もあります。したがって、マトリックスエキスを使う日は、他の美容液は1種類程度に絞るか、あるいはマトリックスエキス単独で使用することをおすすめします。
一方で、レチノールやビタミンC誘導体など、特定の成分との組み合わせには注意が必要な場合もあります。これらの成分は酸性度が高かったり、刺激が強かったりするため、敏感肌の方は同時使用を避け、朝晩で使い分けるなどの工夫が必要です。
スペシャルケア:マトリックスライン使いの完全版
ここからは、DDSマトリックスシリーズをライン使いして行う、本格的なスペシャルケアの方法を解説します。この方法は週に2〜3回、時間に余裕がある日に行うと、肌の変化をより実感しやすくなります。
まず、マトリックスクレンジングジェルでメイクを落とします。このクレンジングは、肌に必要な潤いを残しながら、メイクや皮脂汚れをしっかり除去する処方になっています。適量を手に取り、顔全体に優しく馴染ませた後、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。
次に、マトリックススキンケアソープをよく泡立てて洗顔します。泡立てネットを使うと、きめ細かい泡が作りやすくなります。泡を顔全体に乗せ、指の腹で優しく円を描くように洗います。ゴシゴシ擦らず、泡のクッションで汚れを浮かせるイメージです。洗い流す際は、生え際や顎下に泡が残らないよう注意しましょう。
洗顔後、タオルで水分をしっかり除きます。ここで重要なのは「しっかり」という点です。次に使うスキンリムーバーは、水分が残っていると効果が薄れるため、通常より丁寧に水分を拭き取ります。
ここで、マトリックススキンリムーバーの登場です。これは角質ケア用の製品で、古い角質を優しく除去する働きがあります。適量を手に取り、顔全体に優しくマッサージするように馴染ませます。力を入れる必要はなく、指先で円を描くように、肌表面を滑らせるだけで十分です。特に小鼻の周りや顎など、角質が溜まりやすい部分には丁寧にアプローチします。
ただし、スキンリムーバーは毎日使うものではありません。公式の推奨では週に2〜3回が目安とされています。なぜなら、角質ケアをやりすぎると、必要な角質まで除去してしまい、バリア機能が低下するからです。したがって、肌の状態を見ながら頻度を調整することが大切です。
スキンリムーバーを使った後は、再度マトリックススキンケアソープで洗顔します。これは、角質ケアで浮き上がった汚れや古い角質を洗い流すためです。先ほどと同様に、よく泡立ててから優しく洗顔し、丁寧にすすぎます。
洗顔後、軽くタオルドライしたら、いよいよマトリックスエキスの出番です。角質ケアを行った後の肌は、美容液の浸透力が格段に高まっています。スポイトで適量を手のひらに取り、両手で温めてから、顔全体にじっくりと馴染ませます。この時、焦らずゆっくりとプレスするように浸透させることで、有効成分が肌の奥まで届きます。
さらに本格的なケアを行う場合は、この後にエクソソーム導入エキス、エクソソーム導入ジェルと続けます。エクソソームシリーズは、マトリックスエキスの効果をさらに高める設計になっており、肌の状態を見ながら量や頻度を調節して使用します。ただし、これらは必須ではなく、マトリックスエキス単独でも十分な効果が期待できます。
このスペシャルケアを行った日の肌は、翌朝の違いを実感しやすくなります。角質が取り除かれることで肌表面が滑らかになり、美容液の浸透も良くなるため、ハリやツヤ、透明感が向上する可能性が高いのです。
使用量の見極め方と個人差への対応
マトリックスエキスの使用量は、公式には「全体的に肌が潤い、しっとりとなるくらいの量」とされていますが、これだけでは具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。そこで、より詳しい目安と調整方法を解説します。
まず、標準的な使用量として、スポイト1回分(約1プッシュ)を基準に考えます。これは顔全体に薄く伸ばせる量で、多くの方にとって適量です。しかし、肌質や季節、肌の状態によって必要量は変わります。
乾燥肌の方や、秋冬の乾燥する時期は、やや多めに使用した方が良い場合があります。目安としては1.5プッシュ程度です。逆に、脂性肌の方や夏場など皮脂分泌が多い時期は、1プッシュよりやや少なめ、あるいは薄く伸ばして使う方が肌に馴染みやすいでしょう。
使用量が適切かどうかを判断するポイントは、塗布後の肌の感触です。適量であれば、数分後には肌に完全に馴染み、ベタつきもカサつきもなく、しっとりとした手触りになります。もし、いつまでもベタベタしているようなら量が多すぎ、逆にすぐに乾いてしまうようなら量が少なすぎるサインです。
また、部分的に使用量を調整する方法も有効です。頬や額など面積の広い部分は薄く、目元や口元など乾燥しやすい部分は重ね付けするというメリハリをつけることで、効率的にケアできます。
さらに、肌の状態に応じて日々調整することも大切です。疲れている日、睡眠不足の日、生理前など、肌が敏感になっている時期は、やや控えめに使うか、刺激を感じたら一旦使用を中止する判断も必要です。高機能美容液だからこそ、肌の声を聞きながら使うことが、長く安全に使い続けるコツなのです。
配合成分の詳細解説
ここで、マトリックスエキスに配合されている主要成分について、それぞれの働きを詳しく見ていきます。成分を理解することで、なぜこの美容液が効果的なのか、科学的な根拠とともに納得できるはずです。
まず、ベースとなるのは海水です。ミネラル豊富な海水は、肌に必要な微量元素を供給し、細胞の代謝をサポートします。また、浸透圧の調整にも役立ち、他の有効成分の浸透を助ける働きがあります。
次に、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、これが間葉系幹細胞培養液のことです。ヒトの脂肪由来幹細胞を培養する際に分泌される成分を集めたもので、数百種類の成長因子やサイトカインを含んでいます。これらは肌の細胞に働きかけ、ターンオーバーの正常化、コラーゲン生成の促進、炎症の抑制など、多岐にわたる効果が期待されます。
続いて、5種類の成長因子について整理します。ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1はEGF、ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11はFGF、ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3はTGF、ヒト遺伝子組換ポリペプチド-19はIGF、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-2はKGFに相当します。
EGFは表皮の細胞分裂を促進し、肌のターンオーバーを活性化します。FGFは真皮層の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。KGFは角化細胞の増殖を促し、バリア機能を強化します。TGFは創傷治癒や組織修復に関与し、IGFは細胞の成長と代謝を調節します。
さらに、保湿成分として、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、水溶性エラスチンが配合されています。これらは肌の水分を保持し、ふっくらとしたハリを生み出します。
脂質成分としては、水添レシチン、コレステロールが含まれています。これらは細胞膜の構成成分であり、肌のバリア機能を支える重要な役割を担います。
また、複数のペプチドも配合されています。パルミトイルトリペプチド-5はコラーゲン生成を促進し、トリフルオロ酢酸テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノ酪酸ウレアはシワ改善効果が期待される成分です。パルミトイルジペプチド-5ジアミノブチロイルヒドロキシトレオニンは、まつ毛美容液にも使われる成長促進ペプチドです。
美白成分としては、アスコルビン酸(ビタミンC)とコウジ酸が配合されています。アスコルビン酸はメラニン生成を抑制し、既存のメラニンを還元する働きがあります。コウジ酸もメラニン生成酵素であるチロシナーゼを阻害し、シミの予防と改善に寄与します。
その他、ウリジンリン酸2Na、アセチルグルコサミン、グルクロン酸といった核酸関連成分や、アミノ酸のプロリン、ヒドロキシプロリン、システインも含まれており、肌の構成タンパク質の原料を供給します。
エクトインは砂漠の過酷な環境で生息する微生物由来の成分で、優れた保湿力と抗炎症作用を持ちます。アデノシン三リン酸2Naは細胞のエネルギー源であり、代謝を活性化します。
防腐剤としては、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコールが使用されています。これらは比較的低刺激な防腐剤で、パラベンフリー処方を実現しています。
最後に、トコフェロール(ビタミンE)は抗酸化作用を持ち、肌の老化を防ぐとともに、他の成分の酸化も防止します。
このように、マトリックスエキスは単一の有効成分に頼るのではなく、多様な成分を組み合わせることで、複合的に肌にアプローチする設計になっているのです。
大豆アレルギーと使用上の注意点
マトリックスエキスに関するよくある質問の一つが、大豆アレルギーの方でも使用できるかという点です。公式のQ&Aでは、「ダイズ由来の成分を使用しています。アレルギーの方は控えていただくか、ご使用になる時には、必ずパッチテストを行ってください」と明記されています。
大豆由来の成分とは、具体的には水添レシチンのことです。レシチンは大豆や卵黄から抽出される脂質で、乳化剤や保湿剤として化粧品に広く使用されています。大豆アレルギーの方がこの成分に触れると、まれに皮膚の赤み、かゆみ、発疹などのアレルギー反応を起こす可能性があります。
したがって、大豆アレルギーをお持ちの方は、使用前に必ずパッチテストを行うことが推奨されます。パッチテストの方法は、腕の内側など目立たない部分に少量を塗布し、24時間様子を見るというものです。この間に赤みやかゆみなどの異常が現れなければ、顔に使用しても問題ない可能性が高いと判断できます。
ただし、パッチテストで問題がなくても、顔に使用した際に刺激を感じることもあります。顔の皮膚は腕よりも薄く敏感なため、より慎重に観察する必要があります。最初は少量から試し、問題なければ徐々に使用量を増やしていく方法が安全です。
また、大豆アレルギー以外にも、敏感肌の方や、過去に化粧品でトラブルを経験したことがある方は、使用前に皮膚科医に相談することをおすすめします。高機能美容液は有効成分が濃縮されているがゆえに、肌質によっては刺激となる場合もあるのです。
使用中に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、症状が続く場合は医療機関を受診してください。赤み、かゆみ、ヒリヒリ感、腫れなどは、肌に合っていないサインです。無理に使い続けると、症状が悪化したり、肌のバリア機能が損なわれたりする恐れがあります。
保管方法と使用期限
高機能美容液であるマトリックスエキスは、保管方法も品質を保つ上で重要です。成長因子や幹細胞培養液といった繊細な成分は、光、熱、酸化によって劣化しやすいため、適切な環境で保管する必要があります。
まず、保管場所は冷暗所が基本です。直射日光が当たる場所、高温多湿の場所は避けてください。理想的な保管温度は15度から25度程度です。夏場の室温が30度を超える環境では、冷蔵庫での保管も検討してください。ただし、冷蔵庫で保管する場合は、野菜室など比較的温度が高めの場所が適しています。冷凍室や、冷気が直接当たる場所は避けましょう。
開封後は、できるだけ空気に触れる時間を短くすることも大切です。使用後はスポイトのキャップをしっかり閉め、空気が入らないようにします。また、スポイトの先端が手や顔に直接触れないよう注意してください。雑菌が混入すると、製品の劣化や変質の原因になります。
使用期限については、未開封の状態で製造から3年とされています。開封後は、できるだけ早く使い切ることが推奨されますが、具体的には3ヶ月から6ヶ月以内を目安にするとよいでしょう。容量が5mLと少ないのは、この使用期限を考慮した設計でもあります。
製品の劣化のサインとしては、色の変化、匂いの変化、テクスチャの変化などがあります。通常は透明な液体ですが、黄色や茶色に変色した場合は酸化が進んでいる可能性があります。また、異臭がしたり、分離したりしている場合も使用を避けるべきです。
効果を実感するまでの期間と継続の重要性
マトリックスエキスを使い始めて、どのくらいで効果を実感できるのかは、多くの方が気になるポイントです。ただし、化粧品は医薬品ではないため、即効性を期待するものではなく、継続的な使用によって徐々に肌質が改善されていくものだと理解しておく必要があります。
一般的に、肌のターンオーバー周期は28日と言われていますが、年齢とともにこの周期は延びていきます。30代では約40日、40代では約55日、50代では約75日かかるとも言われます。したがって、本当の意味での効果を実感するには、最低でも1〜2ヶ月、できれば3ヶ月以上の継続使用が推奨されます。
しかし、早い方では1週間から2週間程度で、肌の手触りの変化や、化粧ノリの改善を感じることもあります。これは、保湿成分や即効性のあるペプチドが肌表面のコンディションを整えるためです。一方で、シワやたるみ、シミといった深い悩みに対しては、より長期的な視点が必要です。
効果を最大化するためには、毎日のケアを習慣化することが何より重要です。週に数回だけの使用では、成分が肌に蓄積されず、十分な効果が発揮されません。朝晩、あるいは少なくとも1日1回は必ず使用するという習慣を作りましょう。
また、スキンケアだけでなく、生活習慣も肌に大きく影響します。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理なども、美肌を作る上で欠かせない要素です。マトリックスエキスは優れた美容液ですが、魔法の薬ではありません。総合的なケアの一部として取り入れることで、最大の効果が発揮されるのです。
コストパフォーマンスと長期使用の考え方
マトリックスエキスは5mLで希望小売価格5,000円(税抜)という価格設定です。美容液としては決して安くはありませんが、高機能美容液の中では比較的手に取りやすい価格帯とも言えます。ここでは、このコストをどう考えるべきかを整理します。
まず、1日あたりのコストを計算してみましょう。5mLを約1.5ヶ月で使い切ると仮定すると、1日あたり約110円程度です。朝晩使用すれば1回あたり約55円になります。コンビニコーヒー1杯分以下で、5種類の成長因子と幹細胞培養液によるエイジングケアができると考えれば、決して高すぎるとは言えないでしょう。
また、マトリックスエキスは単独で使用できるため、他の高価な美容液を複数揃える必要がありません。1本で多角的なエイジングケアができることを考えれば、トータルコストは抑えられる可能性もあります。
さらに、長期的な視点で考えることも重要です。30代、40代のうちから適切なエイジングケアを行うことで、将来的により高額な美容医療に頼る必要性を減らせるかもしれません。予防的なケアは、将来の肌への投資でもあるのです。
一方で、経済的な負担を感じる場合は、使用頻度を調整する方法もあります。たとえば、朝晩両方ではなく、夜だけ使用する、あるいは週に数回のスペシャルケアとして取り入れるなど、自分の予算に合わせた使い方を見つけることが、無理なく継続する秘訣です。
他の幹細胞美容液との違い
市場には多くの幹細胞美容液が存在しますが、マトリックスエキスの特徴を他製品と比較する形で整理しておきます。これにより、この製品の独自性がより明確になるはずです。
まず、成長因子の種類と数です。多くの幹細胞美容液はEGFやFGFなど1〜2種類の成長因子を配合していますが、マトリックスエキスは5種類を同時配合しています。これにより、表皮から真皮まで、多層的にアプローチできる設計になっています。
次に、幹細胞培養液の種類です。幹細胞培養液には、ヒト由来、植物由来、動物由来などがありますが、マトリックスエキスはヒト脂肪由来を使用しています。ヒト由来は人間の肌との親和性が高く、効果が実感しやすいとされています。
また、容量とコンセプトも特徴的です。大容量でコスパ重視の製品が多い中、マトリックスエキスは5mLという少量高濃度の設計です。これは、新鮮な状態で使い切ることを重視した結果であり、品質管理の観点からも優れています。
さらに、ドクターズコスメというブランディングも信頼性の一因です。医師監修のもと開発されているという事実は、安全性や効果への期待を高めます。
ただし、どの美容液が最も優れているかは、肌質や悩みによって異なります。マトリックスエキスが万人に最適というわけではなく、自分の肌に合うかどうかを実際に試してみることが最も重要です。
併用を避けるべき成分と組み合わせの注意点
マトリックスエキスは他の化粧品と併用できますが、一部の成分との組み合わせには注意が必要です。ここでは、避けるべき組み合わせと、安全に併用する方法を解説します。
まず、レチノール(ビタミンA誘導体)との同時使用は慎重に行うべきです。レチノールもマトリックスエキスも肌のターンオーバーを促進する作用があるため、同時に使うと刺激が強すぎる可能性があります。併用する場合は、朝にマトリックスエキス、夜にレチノールというように時間を分けるか、1日おきに交互に使用する方法が安全です。
次に、AHA(グリコール酸など)やBHA(サリチル酸など)といったピーリング成分との併用も注意が必要です。これらは角質を剥がす作用があるため、マトリックスエキスと組み合わせると肌のバリア機能が低下しすぎる恐れがあります。ピーリング製品を使った日は、マトリックスエキスの使用量を減らすか、翌日に使用するようにしましょう。
ビタミンC誘導体については、種類によって判断が分かれます。安定型のビタミンC誘導体であれば併用可能ですが、純粋なビタミンC(アスコルビン酸)の高濃度製品は、pHが低く刺激が強いため、別々のタイミングで使う方が無難です。
また、成長因子やペプチドは温度に敏感な成分です。熱いお湯で洗顔した直後に使用すると、成分が変性する可能性があるため、洗顔後は肌をぬるま湯で整えてから使用しましょう。
逆に、相性が良い組み合わせもあります。セラミドやヒアルロン酸といった保湿成分、ナイアシンアミド、トラネキサム酸などの美白成分は、マトリックスエキスと併用することで相乗効果が期待できます。
まとめ:マトリックスエキスを正しく使いこなすために
DDSマトリックスエキスは、5種類の成長因子と間葉系幹細胞培養液を配合した高機能美容液であり、エイジングケアにおいて多角的なアプローチが可能な製品です。しかし、どれほど優れた美容液でも、正しい使い方を知らなければ、その効果を十分に引き出すことはできません。
基本的な使い方は、朝晩の洗顔後に適量を手に取り、顔全体に馴染ませるというシンプルなものです。手持ちの化粧水と混ぜて使うこともでき、既存のスキンケアに取り入れやすい設計になっています。一方で、週に2〜3回、マトリックスシリーズをライン使いしたスペシャルケアを行えば、より高い効果が期待できます。
使用量は個人差がありますが、肌が潤いしっとりとなるくらいの量を目安とし、肌の状態や季節に応じて調整することが大切です。大豆アレルギーの方はパッチテストを必ず行い、異常を感じたら直ちに使用を中止してください。
保管は冷暗所で行い、開封後は3ヶ月から6ヶ月以内に使い切ることが推奨されます。効果を実感するには最低でも1〜2ヶ月、できれば3ヶ月以上の継続使用が必要です。
成分の特性を理解し、他の化粧品との組み合わせにも注意を払いながら、自分の肌に合った使い方を見つけることが、マトリックスエキスを使いこなす鍵です。高機能美容液は、正しく使ってこそ、その真価を発揮します。あなたの肌が本来持つ美しさを引き出すために、この記事で解説した方法を参考に、日々のスキンケアに取り入れてみてください。


